こんばんわ

9月をもちまして赤坂のお店を閉店しました
長い間、ご愛顧いただきまして 本当にありがとうございました


私は十代の頃から初まったお仕事
とても長い風俗嬢人生になりました

やはり当初は業界内でも、偏見や差別的な扱いをされていました

もちろん親にも内緒です


お店を経営するようになり、いろいろな悩み事も増え、お店の子達のことも、よく理解しているつもりながら私の時とは今時は違うんだな･･･

世代のギャップなども感じ、どうしたら良いか考える日々でした
でも同じニューハーフ、夢や悩み、将来の不安を抱えながら忙しい日々を過ごし自分を見失ってしまうのはよくわかります

若い時の私もそうでした


お仕事とは言え、初めて会う男性と性交性をしなくてはいけない虚しさや、なんとも言えない罪悪感をももってしまいました

でも、いつの頃から私自身、プロ意識が芽生え初め、そうしたら一つの接客業として面白くなり、それからは何の迷いもなく邁進することが出来て充実感がありました

それでも、やはりお仕事はSEXでしかありませんでした


これから、風俗界で活躍するニューハーフ達に申し上げたい事は、いかなる時も自分も持ち流されず、そして次のステップとしてのきっかけになる様に、感謝を忘れず夢をあきらめる事なくしていれば、頑張れると思います


私は風俗を長く続けて良かったと思っています

初めたのも、終えるのも自分が決めたのですから後悔はありません

ですので皆さんも一度の人生、後悔のないよう精一杯苦しみ、泣き笑ってください


さまざま、ありましたけれど楽しかったです


皆様、ありがとうございました。